もしかしたら、必要な時のためにと持っていた除菌用ハンドジェルが、ハンドバッグやジム用バッグ、あるいは旅行バッグの底に隠れているかもしれない。でも、だいぶ前から入れっぱなしにしていても、その効果はあるの?
ローションの小さなボトルを手にしたら、パッケージの裏側にプリントされている日付をチェックしよう。ほとんどの除菌用ハンドジェルには有効期限が記されているから、注意して見てみるといい。「活性成分の効果が保証されるのは有効期限までです」と、マウント・サイナイ病院皮膚科部長のアンドリュー・アレクシス医師。
ボトルを捨てたほうがいいのか、「有効期限が切れたことは見た目ではわからないので、ラベルをチェックするしか信頼できる方法はない」と、彼は言う。
注意したいのは、すべてのボトルに有効期限が記されているわけではないこととだと、臨床学教授でラトガース看護学校のグローバルヘルス副学部長のスザンヌ・ウィラードPhDは言う。バッグの底に転がされていたボトルなら、擦れて簡単に消えてしまっていることもある。そういう場合、ハンド用除菌ローションの有効期限は最低1年だとウィラード博士は言う(アレクシス医師は3年くらいだと言っており、はっきりした決まりはないようだ)。
有効期限が切れた除菌用ハンドジェルを使っても安全?
ウィラード博士によると、使っても大丈夫だそう。「何もないよりはマシです。擦ることによる摩擦と液体が、細菌をいくらか除去するのに役立ちます」という。
専門家によると、除菌ローションが手に入らない時は、自分で作ることもできるという。「消毒用アルコールである、イソプロピルアルコールを70%含有したものを皮膚用殺菌剤として使って、コットンウール(コットンパッド)に少量含ませて手を拭きましょう」と、アレクシス。「皮膚が乾燥するという欠点がありますが、使用後にハンドモイスチャライザーかアロエジェルをつければ緩和できます」
除菌用ハンドジェルは手を洗うよりも効果的?
可能な時は、一番頼りになるのは石けんと水で最低20秒(『ハッピー・バースデー』の歌を2回歌うくらいの時間)、手をこすり合わせて洗うことだと、CDC(米疾病対策センター)は勧めている。「手洗いは、手についたあらゆる種類の細菌や化学物質の量を減らします。しかし、石けんと水がない場合は、最低でも60%以上のアルコール分が含まれた除菌用ハンドジェルを使うことが、病気にかかったり、他の人に細菌をうつしたりしないようにするのに役立つ」と、CDCは言う。「アルコールベースの除菌用ハンドジェルは、正しく使用すればあらゆるタイプの細菌を非常に効果的に不活性化することができる」とのこと。
除菌用ハンドジェルを使う場合は、必ず両手の表面全体を万遍なくカバーし、乾くまで放置する。まだ濡れているうちに拭きとってしまわないこと。それでも「石けんと水で手を洗うのがベストです」と、アレクシス医師は述べている。
Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR UK
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March 13, 2020 at 05:12PM
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除菌用ハンドジェルに有効期限はある? 医師からのアドバイスをチェック - ハーパーズ バザー・オンライン
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