セルティックに加入した前田大然がホームのヒバーニアン戦で前半4分に先制点となる初ゴールを決めた。先発した前田と旗手怜央が退いた後半29分に井手口陽介が投入され、3人そろってデビューした。チームは2-0で快勝した。

3トップの中央に入った前田は最初の好機で右からのパスを右足で決め、MFで起用された旗手は試合の最優秀選手に選ばれた。古橋亨梧は負傷でベンチ外だった。

冬季中断中にセルティックに移籍した前田と旗手が先発で初出場して好印象を残した。井手口も終盤に投入し、Jリーグから新加入の3人をデビューさせたポステコグルー監督は「ホームでプレーする雰囲気を味わういい機会だと思った。うまくやれると確信していたし、いいスタートを切った」と評価した。

前半4分に敵陣の右サイドで相手のミスを突いて味方がボールを奪うと、ゴール前でフリーの前田につないで先制。旗手は中盤で積極的にパスを受けてリズムをつくった。エース古橋を負傷で欠くチームを活性化した新戦力を、指揮官は「3人とも役割を果たした」とたたえた。(共同)