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Wednesday, January 12, 2022

バク宙で爆上げや 阪神・近本 沖永良部島で自主トレ公開 - サンケイスポーツ

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自主トレを公開した阪神・近本光司(球団提供)

阪神・近本光司外野手(27)が12日、鹿児島県の沖永良部島での自主トレを公開。オンライン取材に応じ、体を自在に動かすことを求めてバク転&バク宙の完全習得を目指していることを明かした。美しい海と山に囲まれたトレーニングで身体能力をさらに高め、けがしない体をつくり上げる。史上7人目(8度目)となるシーズン200安打を目指し、チームを17年ぶりのVへと導くと改めて誓った。

青く透き通った海を眺めながら白い砂浜を走っていると、今年もまたウミガメからの〝歓迎〟を受けた。近本は昨年に続き、奄美の孤島、沖永良部島の大自然の中で新シーズンに向けてスタートした。

「海がきれいで、砂浜でウミガメだったり…。今年はクジラはまだ見れてないですけど、海を見てクジラが飛ばないかなと思ってます。暖かいですし、すごく充実した日々を過ごしています」

9日からスタートした自主トレ。午前中は下半身強化のために砂浜をランニング。練習施設での筋力トレを挟んで、午後からは島民に整備してもらったグラウンドへ。ティー打撃を行うのが日課だが、今回は新たなメニューが加わった。バク宙とバク転だ。

「今年からですね。(最初は)全然できなかった。野球にはつながらないかもしれないですけど、身体能力を上げていけたら。柔軟性をよくしたいこともあるんですけど、脳への刺激にもなる。すごくいい練習ですよ」

近本は自身のインスタグラムでバク転とバク宙に挑戦する動画を次々と公開し、「バク宙がきれいになりました。沖永良部の綺麗な砂浜でもバク宙します」と投稿していた。27歳になってから取り組んだにもかかわらず、驚異的な成長。練習パートナーとして同行している、こころ整骨院(奈良・田原本町)の仲林久善スポーツトレーナー(36)は「バク転はサポートなしでできるし、バク宙も6、7割の完成度ですね」と上達の速さに驚いた。

「野球の中で、ここの筋肉を使って、こういうふうに打つ、という再現性のレベルを上げていく。思ったように体を動かすことが60%しかできないのを、70%や80%に上げていく練習です」

自分の体を自在に動かすための一環として、バク転とバク宙に取り組んでいる。書物やインターネットなどをチェックして、野球にプラスになると思ったらすぐ行動に移す、あくなき探求心。それがプロの世界に飛び込んでから3年連続で結果を残した近本のスタイルだ。プロ野球選手では、秋山幸二が西武時代に1986年の日本シリーズで披露したバク宙ホームインが有名だが、近本ならその再現も夢ではない。

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