日本代表のロコ・ソラーレに準決勝で敗れたスイスは、またも悲願の五輪王者に届かなかった。世界王者として臨んだ大一番。前日の1次リーグ最終第9戦では8ー4で下した相手に、6-8で雪辱される形になった。

スキップのシルバナ・ティリンツォーニは「1週間試合をしていれば、とても調子の良いチームと当たることもあります。それが今日の日本でした。彼女たちは私たちより良いゲームをした。勝ちに値していました」と語った。

互いに尊敬し合うチーム同士。吉田知那美は「ベストフレンド」と表現する。フォースのアリナ・パッツも「彼女たちが昨日より良いプレーをしてくるのは分かっていました。彼女たちが本当に優れたチームだと知ってますから」と答えた。全力で渡り合い、勝者をたたえる姿があった。

19日の3位決定戦ではスウェーデンと対戦する。