ヨーロッパリーグ(EL)は9日、各地で決勝トーナメント2回戦が行われた。
フランクフルトは、敵地でレアル・ベティスと対戦。リーグ戦3連敗から前節ヘルタに勝利(4-1)し復調の兆しを掴んだ中、8強進出を向けた第1ラウンドでは、長谷部誠はベンチスタート、鎌田大地は先発入りを果たした。
試合は前半から激しい展開となる。フランクフルトは14分、ソウが左へ展開すると、受けたコスティッチがふんわりとしたクロスを中に送る。これがGKブラーボの頭上を抜き、ネットに収まった。しかしベティスも反撃し、30分にはカナレスのパスを受けたフェキルがカットインからシュートを叩き込み、同点に追いついた。
それでも32分、フランクフルトが勝ち越しに成功。決めたのは、鎌田大地だった。ハイプレスで相手ビルドアップをカットし、リンドストロムが勢いを持ってボックス内へ侵入。ボックス内でフリーとなっていた鎌田が、ワンタッチで流し込んでいる。直近のパフォーマンスで批判も浴びていた日本代表MFだが、ヘルタ戦のアシストで復活の兆しを見せると、ベティス戦で今季EL4点目を奪った。
フランクフルトはその後、52分に獲得したPKをボーアが失敗。それでも相手に追加点は許さず、2-1で敵地で先勝を挙げた。8強進出へ前進している。
またポルト対リヨンの一戦は、パケタのゴールでリヨンが1-0で勝利している。(Goal.com)
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