
写真はイメージ=PIXTA
特約や補償範囲などが商品によって異なる保険の比較はなかなか大変。この連載では保険に詳しいファイナンシャルプランナーが商品選びの勘どころを紹介する。
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がんと診断された時、保険からまとまった一時金がもらえるのは心強いものです。ただし、一時金といってもその内容は様々。特徴のある3商品を比較してみます。
東京海上日動あんしん生命保険の「無解約返戻金型終身死亡保障」は特定疾病保険料払込免除特則を付加した場合、追加保険料ゼロで特定悪性新生物保険金前払特約が付けられます。医療保険加入時に、入院給付金日額の0~500倍の範囲で保障死亡保険金額を設定し、前払特約を付加することで、悪性新生物の3期または4期に分類されるなど、重いがんと診断確定された時に将来の死亡保険金に代えて保険金を受け取れます。
ライフネット生命保険の「がん保険ダブルエール」は診断一時金のみの「シンプルタイプ」が選べます。がんと診断されたら一時金が支払われ、保障は終了。保険期間中、がんになる前に上皮内新生物と診断されたら、がん診断一時金の半額が支払われます。
チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」は、放射線や抗がん剤・ホルモン剤治療の保障が主契約ですが、ガン診断特約(Z02)を付加することにより、一時金の保障が確保できます。前回の支払いから2年経過の後、ガン(悪性新生物・上皮内新生物)治療のために入院をすれば、回数に制限なく給付金を受け取ることができます。従って、支払事由に該当すれば、何度でも給付金を受け取れる可能性があります。
一時金のみの保険料で比較すると、保険金等を受けられる可能性が高いほど、高くなるのが分かります(下表の網掛け参照)。必ずしも一時金のみに加入できるわけではないので、保険に求める役割を明確に整理し、保険料との兼ね合いを見て、総合的に判断する必要があります。

内藤眞弓(ないとう・まゆみ)
生活設計塾クルー。大手生命保険会社勤務の後、ファイナンシャルプランナーとして独立。生活設計塾クルー取締役を務める。『医療保険はすぐやめなさい』(ダイヤモンド社)など著書多数。一般社団法人FP&コミュニティ・カフェ代表。
[日経マネー2020年5月号の記事を再構成]
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April 12, 2020
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がん保険を選ぶ 診断一時金に注目して商品を見極め - 日本経済新聞
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