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Friday, December 24, 2021

宇野昌磨、コーチの一言で「迷いがなくなった」 全日本フィギュア - 毎日新聞 - 毎日新聞

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男子ショートプログラムで、会心の演技に拳を握る宇野昌磨=さいたまスーパーアリーナで2021年12月24日、手塚耕一郎撮影 拡大
男子ショートプログラムで、会心の演技に拳を握る宇野昌磨=さいたまスーパーアリーナで2021年12月24日、手塚耕一郎撮影

 フィギュアスケートの北京オリンピック代表最終選考会を兼ねた全日本選手権第2日は24日、さいたまスーパーアリーナで男子ショートプログラム(SP)があり、2018年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)は冒頭で4回転フリップを着氷するなど好演技で101・88点の高得点を出し、羽生結弦に次いで2位につけた。男子の五輪代表枠は3。26日にフリーがあり、優勝者は自動的に代表に決まる。宇野の演技後の談話は次の通り。

宇野昌磨「試合での自分は褒めてあげたい」

 万全の調子であったならば悔やむべき点の方が多い演技だったと思うが、練習の調子からすればもっと悪い演技をする可能性もあった。至らない部分もあるが、今の良い演技を出せた。試合での自分は褒めてあげたいですが、練習での自分の改善をもっとしていきたい。

 (18日に捻挫した右足首は)試合中も痛みがなかった。(練習でのジャンプの不調について)痛いイメージが体についてしまい降りる時に腰が引けていた。ただ、試合になれば改善されると思っていた。(直前の)6分間練習で自分の感触に近いジャンプが跳べ、イメージは修正できた。

 (不調だった4回転フリップを)サルコウにするか悩んだが、ステファン・ランビエルコーチに「サルコウでもいいし、フリップでもいい。どっちでも君はできるよ」と言われ、できるならフリップがいいなと吹っ切れて迷いがなくなった。

 (フリーで4回転ジャンプ5本の構成は)4回転フリップを後半から前半に持ってくるだけで、ジャンプの種類は変えない。あとは自分の調子をどれだけ戻すか。

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