東京株式相場は続伸。20日のS&P500種株価指数が乱高下しながらも取引終盤には持ち直し、米金利の先高観も後退する中で投資家心理が改善した。決算や自社株買いを20日に発表した東京海上ホールディングスなど損害保険株の上げが目立つ。業績が景気動向の影響を受けにくい医薬品や食料品といったディフェンシブ銘柄も高い。
|
市場関係者の見方
しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長
- 海外の株式はいったん下げ止まりかという雰囲気が出てきて、金利もある程度落ち着き、やや底入れ感がある。日本は金融緩和の継続や財政政策という好材料が見込め、水際対策も緩和し米欧から一歩遅れて経済再開に踏み出した期待もある
- インフレが落ち着けば米利上げの理由はなくなる。米セントルイス連銀のブラード総裁のような発言が出てくることはちょっとした変化であり、材料視されている。4月の米消費者物価指数(CPI)で若干ピークアウト感が意識されているのではないか
東証33業種
上昇率上位 | 保険、海運、その他金融、医薬品 |
下落率上位 | 鉱業、機械、空運、鉄鋼 |
背景
からの記事と詳細 ( 日本株は続伸、米株持ち直し投資家心理改善-保険や医薬品株高い - ブルームバーグ )
https://ift.tt/C0cHt5P
No comments:
Post a Comment