自転車による事故で高額な賠償金を支払わなければならない――という事例が増え、自転車保険の加入を義務化する自治体が増えてきている。一体どれくらいの人が自転車保険に加入しているのだろうか。
保険相談サービスを提供する保険マンモス(東京都港区)が実施した実施によると、66%が自転車損害保険などに加入している一方、非加入者の43%が「どの自転車保険に加入すればいいか分からない」と回答した。
「自転車保険に加入していない」と回答した120人(全体の34%)にその理由を複数回答で尋ねた結果、「どの自転車保険に加入すればいいのか分からない」が最多で、「自転車の利用頻度が低い」(40%)、「自転車保険に加入する必要性を感じない」(26%)、「手続きが面倒」(22%)と続いた。
保険加入者の235人に、加入している保険を聞いたところ、「個人賠償責任保険・火災保険などの特約」(46%)、保険会社の商品である「自転車保険」(44%)が多かった。
「個人賠償責任保険」や「自動車保険や火災保険などの特約」などでも自転車による事故の賠償を補償できる旨を、多くの人が知っていることがうかがえる結果に。
保険に加入したきっかけは、「高額賠償のリスクを避けたいから」(119人)という声が最も多く、次いで「自治体で自転車保険の加入が義務化された」(75人)、「保険会社から加入を勧められた」(36人)と続いた。また自転車保険の加入は42%が「とても必要」と回答した。
調査は、4月10〜12日にインターネット上で実施。自転車に乗る男女355人を対象とした。
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