昨年度、台風19号、「東日本台風」などの自然災害に伴って支払われた保険金の総額は合わせて１兆円を超えました。自然災害による保険金の支払いが１兆円を超えるのは２年連続です。
日本損害保険協会によりますと、東日本各地で川の氾濫や土砂災害が相次いだ去年10月の台風19号、「東日本台風」で、住宅や自動車などの被害に対して支払われた保険金は5826億円でした。
台風などの被害に対する支払い額としては過去２番目の規模です。
また、千葉県を中心に大規模な停電被害などが出た去年９月の台風15号、「房総半島台風」での支払いは4656億円にのぼり、過去４番目の規模となりました。
この２つの自然災害だけで昨年度、2019年度の支払いは１兆円を超え、記録的な被害が出たことが改めて浮き彫りになっています。
自然災害による保険金の支払いが１年間で１兆円を超えるのは、西日本豪雨や関西地方を襲った台風21号の被害が相次いだ2018年度に続いて２年連続です。
大手損保各社は、巨額の保険金の支払いで収益が悪化していて、来年１月から火災保険の保険料を値上げすることにしています。
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April 28, 2020 at 03:27PM
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台風などの自然災害で支払われた保険金 2年連続で１兆円超 - NHK NEWS WEB
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