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Monday, August 24, 2020

第8回 経営リスクに関する各種保険 | グローバルスタンダードな企業保険活用入門 - リスク対策.com

役員賠償、雇用慣行賠償、犯罪被害補償、専門職業賠償
保険会社により保険料に大きな差も

ウイリス・タワーズワトソン

ウイリス・タワーズワトソン

ウイリス・タワーズワトソン

ウイリス・タワーズワトソン(NASDAQ:WLTW)は、企業に対するコンサルティング業務、保険のブローカー業務、各種ソリューションを提供する業務における、世界有数のグローバルカンパニー。企業の持つリスクを成長の糧へと転じさせるべく、各国で支援を行っている。その歴史は1828年まで遡ることができる。現在は世界140以上の国と地域そしてマーケットに45,000人の社員を擁す。リスク管理、福利厚生、人材育成などの様々な分野で、企業の課題に必要な解決策を考案・提供し、企業の資本効率の改善や、組織と人材の一層の強化を支援している。本連載執筆担当:ウイリス・タワーズワトソン 関西支店長 兼 グローバルプラクティス ディレクター 大谷和久

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(イメージ:写真AC)

今回はフィナンシャルラインというカテゴリーに分類される保険種目について解説します。日本では「経営リスク保険」と呼ばれています。フィナンシャルラインの保険商品は比較的歴史の浅い保険が多く、特に日本では保険会社があまり積極的に販売してこなかった歴史的な背景もあって、多くの日本企業にとってまだなじみのない保険かもしれません。

フィナンシャルラインという総称は、伝統的な賠償責任保険とは別のカテゴリーとして、フィナンシャルロス(経済的損失)のみを補償する保険として開発されたことに由来します。

ここでは、以下の4つの保険商品について概要解説をします。

・会社役員賠償責任保険(D&O)
・雇用慣行賠償責任保険(EPL)
・企業犯罪被害補償保険(Crime)
・専門職業賠償責任保険(PI、E&O)

サイバー保険もフィナンシャルラインの保険商品ですが、別の章で触れたいと思います。

商品の特性としては、一つ一つの事業や資産ではなく、経営全般に関わるリスクをカバーする商品が多いことが、上記ラインナップを見てもご理解いただけると思います。

比較的歴史の浅い保険商品なので、十分な過去の事故実績データがなく、保険の原理原則である大数の法則が働きにくいため、保険会社により保険料が大きく異なることがあります。保険会社が個別の企業の個別のリスク実態を見て、自社の引受基準や保険料算出モデルを使ってアンダーライティング(引受判断)をしているからです。

他のラインの保険商品以上に、複数の保険会社から見積もりを取ることが重要な保険商品です。

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