HARTiと三井住友海上火災保険は7月26日、HARTiが運営するNFTマーケットプレイスに出品する出品者向けに専用保険の提供を開始すると発表した。
4月に開始した完全招待制、審査制のNFTマーケットプレイス「HARTi」のすべての出品アートを対象に、HARTiが保険料を負担する。出品者へ無償で補償を提供するという。
補償内容は、第三者の不正アクセスによりNFTアートの所有者アドレスが改ざん、第三者へNFTアートが移転してしまった場合に出品者の損害を補償するというもの。補償金額は出品価格を参考値として作品ごとに決定するが、限度額は50万円になるとしている。
ブロックチェーン技術のひとつであるNFTがアートマーケットに与える将来的なインパクトは大きく、インターネットやSNSがアート市場のオンライン化を加速させたように、3〜5年以内に世界的に巨大な市場を形成することが予想されるという。
NFTの登場により、デジタル資産を「所有」する時代が到来し、デジタルアートマーケットは、急激な発展が期待されている。一方、NFTアートは有形の絵画などの美術品と同様に盗難や損壊事故の発生も予想され、NFTアートの普及には、NFTマーケットプレイスの健全な発展と保険による出品者の安心感の向上が不可欠になるとしている。
HARTiと三井住友海上火災保険は、NFTマーケットプレイスにおけるサイバーセキュリティなどの検証を行い、より高額の補償提供やNFTを取り巻くリスクに対応した商品、サービスの開発を進めていくとしている。
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