
三井住友海上は、米Hippo Enterprises(以下、Hippo)への資本参加と、今後のHippoの扱う保険について再保険契約を締結する、戦略提携を結ぶことに合意した。転換社債の購入は、元本総額が3億5,000万ドル(約366億円)。
2015年設立のHippoは先進技術を駆使し、住宅所有者に信頼度の高いデータソースを活用した効率的なオンライン保険加入とともに、スマートデバイスによって住宅および電子機器を含む家財の補償を提供している。
今回の提携によって、Hippoが強みとするリスク細分型の保険引受手法やスマートホーム機器、気象データなどを活用したリスク軽減・減災サービスなど、データとテクノロジーを活用した新たなビジネスモデルの実現を検討する。
特に、自然災害が世界中で頻発化・激甚化する環境下、自然災害リスク対応の高度化と収支適正化は重要な課題であることから、Hippoの持つAIを活用したデータ分析技術(地理情報、航空・衛星画像、気象情報、不動産関連データなど)、およびそれを活用した保険引受手法や防災・減災のノウハウを取り込む。これによって、自然災害リスクの細分化や適切な料率設定、先進的な防災・減災サービスなど、国内外に展開できるビジネスモデルを創造したい考えだ。
また、Hippoはオンラインで60秒で見積もりを行ない、4分で保険契約を締結することができるユーザー・インターフェイスを提供。継続的なリスクモニタリングや、クレームコンシェルジュの事故対応などの顧客対応も充実。平均NPS(ネットプロモータースコア: 顧客の継続利用意向を測る指標)は、競合大手保険会社平均の約3倍にあたる76点という高い評価を得ている。
三井住友海上は、MGA(Managing General Agent:元受会社から保険引受業務を請け負う権限を持つ特殊な保険代理店またはブローカー)と保険会社を融合させたビジネスモデルを通じて、米国インシュアテックのノウハウを吸収しながら損保事業の拡大を目指す。
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November 27, 2020 at 07:00AM
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