損保ジャパンら3社は、保険金支払いをAIが判断し、迅速な保険金支払いを実現するシステムを共同で開発、2022年度の導入を目指すと発表した。国内では初の試みとしている。
迅速な保険金支払いを実現するため、ユーザーによる事故状況の入力内容からAIが保険金支払いの可否を判断するシステム。従来は「SOMPOらくらくスマート請求」において、LINEアプリ上のチャットボット経由で事故受付後、支払担当者による判断が必要だった。本システムの導入により、ユーザーが入力した事故状況や怪我などの内容をAIが読み取り、保険約款に照らし合わせて支払い可否を判断する。
これにより、ユーザーは24時間365日、事故受付から請求手続きまでシームレスに行なうことが可能になる。問題のない請求については、最短30分で請求手続きが完了するとしている。
本システムは損害保険ジャパン、SOMPOリスクマネジメント、Automagiの3社による共同開発。
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