ペットメディカルサポート、高額保険金の支払い事例を発表 - 保険市場タイムズ

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2022年1月分を

ペットメディカルサポート株式会社は5月11日、2022年1月に同社が支払った高額保険金事例を発表した。これは同社が提供するペット保険「PS保険」を通じて支払われたものである。
2022年1月の最高支払金額は602200円。これは小型犬の事例で、嘔吐や下痢、椎間板ヘルニア、膵炎を発症しており、アレルギーの疑いがある顔面腫脹もあった。
次いで高額だったのは猫の門脈体循環シャントほかに589,800円。
また、保険金の支払いは高額なものばかりではなくペットの胃腸炎などのよくある病気も発生。平均的な支払い事例として25100円の支払いをあげている。

血管の病気

ペットメディカルサポート株式会社が発表した高額保険金の支払い事例のなかで、2番目に高額だった猫の門脈体循環シャントはアメリカン・ショートヘアやペルシャなどの猫種で起こりやすいと言われている疾患である。
門脈とは、泌尿器系を除いた腹部の臓器から集められ肝臓に入っていく静脈を指す。門脈体循環シャントとは、この門脈が枝分かれして異常な血管（シャント）ができてしまう疾患で、肝臓で代謝が済んでいない門脈血が体循環に直接入り込み、さまざまな症状を引き起こす。
事例の猫は20日の通院、15日の入院、そして2回の手術を経ており、血液検査や画像検査、尿検査を行っている。その後外科治療と内科治療が施され、予後は順調に回復した場合7割程度が長期的に良好となる。
このような難しい病気であっても血液検査で診断が可能となっているので、気になるときは獣医師に相談をし早めに検査を受けてほしいとのこと。
（画像はペットメディカルサポート株式会社ホームページより）

▼外部リンク
ペットメディカルサポート株式会社プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000057917.html
●この記事に関連したニュースカテゴリ：ペットメディカルサポート
（記事提供：スーパー・アカデミー）

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