積立利率変動型終身保険と利率変動型積立終身保険は「利率変動型」の位置が違うだけで、一見すると同じ種類の保険のようですが、仕組みはまったく異なる保険です。利率変動型積立終身保険を、積立利率変動型終身保険のことだと勘違いするなど両者を混同している人が意外と多く見受けられます。
生命保険の基本
生命保険には(1)定期保険、(2)終身保険、(3)養老保険があります。複雑に見えるその他の生命保険も、これら保険の組み合わせか応用にすぎません。まずは、この3種類の保険を理解しましょう。 (1)定期保険は、保険期間を定めて(60歳、70歳までや5年、10年、30年など)契約します。この期間に死亡・高度障害状態になった場合に保険金が支払われます。終身保険や養老保険に比べ、割安な保険料で高額な死亡保障を得ることができるメリットがあります。養老保険と異なり、満期保険金はありません。保険期間が短期の定期保険は、解約返戻金がわずかかまったくありません。長期の定期保険は貯蓄性があります。 (2)終身保険は定期保険と同様に死亡・高度障害状態の場合に保険金が支払われますが、定期保険と異なり、保険期間は一生涯続きますので相続対策として活用できます。定期保険と同様、満期保険金はありません。解約返戻金は所定の範囲内で徐々に増えていきます。 (3)養老保険は、定期保険と同じく10年、20年など保険期間を定めて契約し、その間に死亡・高度障害状態になった場合に死亡(高度障害)保険金が支払われます。満期時に生存していた場合には、死亡保険金と同額の満期保険金が支払われます(生死混合保険)。満期保険金があるのが特徴です。解約返戻金は所定の範囲内で増えていきます。
積立利率変動型終身保険
積立利率変動型終身保険の大まかな仕組みは、終身保険と同様です。すなわち、死亡すれば死亡保険金が支払われ、解約すれば解約返戻金が支払われます。保障は一生涯続きます。 普通の終身保険との違いは何でしょうか。 普通の終身保険の保険金や解約返戻金は、契約時の予定利率等により確定し定額が支払われる仕組みです。したがって、予定利率が低い時に契約すると、将来のインフレ(貨幣価値の下落)に弱いといった問題点があります。 一方、積立利率変動型終身保険は、積立利率が定期的に見直され(最低保証あり)、利率が高くなると解約返戻金や死亡保険金が増加する可能性がありますので、ある程度インフレに対応できます。また、契約時の保障額が同じであれば、普通の終身保険よりも保険料は割高です。現在は、外貨建てや一時払い商品が主流です。
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September 04, 2020 at 06:35PM
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