4月から不妊治療に対する公的保険の適用範囲が拡大されたことを受けて、東京都は5つの都立病院などで希望する人の不安や悩みに対応するための無料相談を受け付けています。
不妊治療に対する公的保険の適用範囲の拡大で、4月から精子を妊娠しやすい時期に子宮内に注入する「人工授精」、精子と卵子を採取し受精させる「体外受精」、それに注射針などを使って卵子に精子を注入する「顕微授精」などが新たに適用対象になりました。
これを受けて東京都は都立と公社の5つの病院で不妊治療を希望する人の不安や悩みに対応する無料の電話相談を5日から始めました。
相談を受け付けるのは産婦人科のある5つの病院で、月曜日は多摩総合医療センターと大塚病院、火曜日は墨東病院と豊島病院、水曜日は荏原病院と大塚病院、木曜日は多摩総合医療センターと墨東病院、金曜日は荏原病院と豊島病院です。
受け付けはそれぞれの病院の電話番号で、豊島病院と荏原病院は相談の事前予約が必要です。
相談は、不安や悩みなどの心理的なことや治療費や助成金などの経済的なこと、それに仕事と治療の両立や治療方法などについて、医療ソーシャルワーカーや心理士などが電話や必要に応じて対面で応じます。
そして状況やニーズに合わせて治療ができる医療機関の紹介も行うということです。
都は、今まで不妊治療ができなかった人やどこに相談すればいいのか迷っている人も気軽に相談してほしいとしています。
(各病院の受け付け電話番号)
▽多摩総合医療センター
042-312-9176
▽大塚病院
03-3941-3211
▽墨東病院
03-3633-6151
▽豊島病院
03-5375-5489
▽荏原病院
03-5734-5489
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