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Thursday, July 21, 2022

保険提案時に行う 公的保険制度の案内マニュアル【第3回】保険提案の前提としての健康保険制度の説明② - ZUU online

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民間保険を提案する際に理解しておきたい「公的保険」について、その種類や説明ポイントを紹介する。

Q 健康保険制度について、そのほか知っておくべき情報はありますか。国民健康保険加入者の自営業の方などへは、どのようにアプローチできるでしょうか

A 前回(第2回)は、健康保険制度の基本的な給付内容を解説した。今回は付随して知っておきたい事項について説明する。

1.高額療養費制度

原則3割負担で医療を受けられるとはいえ、手術や長期入院となれば相応の出費となる。そうした事態に対応するのが高額療養費制度だ。

例えば、標準報酬月額が28万円から50万円の人なら、1カ月(同一月)の医療費の自己負担額は図表の金額が上限とされ、超えた分は高額療養費として払い戻される。標準報酬月額によって自己負担限度額は異なるが、この例では、総医療費が100万円であっても自己負担は8万7430円で済む(70歳未満のケース。標準報酬月額により5つに区分されている)。

最近の医療保険には、長期入院より日帰り入院・短期入院時の保障を手厚くした商品が多いが、重大疾病や長期入院を心配するお客様には、高額療養費について触れ、「公的保険と私的保険を合わせて考える」よう伝えてみよう。

2.付加給付

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